海の向こうで、時代劇の超大作シリーズが大成功し、
本場では自主映画の時代劇が全国拡大公開となって大盛り上がり。
そんな昨今、ニンゲン界のトレンドを把握しているような(笑)
一羽と一匹、野生の侍たちに出会えました。
木の枝を咥えた川鵜さんがスイスイと登場。
なんだかゴキゲンそう。器用に振り回したりして、
「この枝、いいでしょう」と自慢しているようです。
そこへチャチャを入れるようにギンヤンマが飛来。
「なんで枝くわえてんの?」と言いいたげです。
「あっち行け」と枝を振って追い払おうとする川鵜さん!
すごい、木の枝を[ 道具 ]として使うのです。
それを難なくかわしたヤンマ氏はさらにからかってきます。
本気を出した川鵜さんは次の手を……
そう、木の枝は剣で、川鵜は侍だったのです!
斬られ役(?)のヤンマ氏の退場にもご注目。
いやあ、いい試合を見せてもらい、撮らせてもらえました。
川鵜さんの奥義、トンボ返しですが、よく見ると、枝を(剣を!)相手に当ててはいません。
勢いよく水しぶきをかけた感じですね。
同じ川の生き物同士、じゃれあっているんじゃないでしょうか。
元ネタはご存知、
水鴎流、拝一刀、
『子連れ狼』です。