電気じかけの賛美歌
(本日2/6はブログの日なんですってね・・・)
てなわけで更新。
昨年から友人の音楽家にサウンドトラックの制作を依頼しております。
某既製曲のアレンジをお願いしています。
著作権などの問題はクリア済みです。
サイレント映画でありますから、音声というのは流れる曲のみ。
「この映画の40%を一緒に作ってくれ」という意気込みとともに制作を依頼、
あれやこれやとイメージを伝え、すでに音源を聴いてのやりとりもしています。
アレンジについてのテーマはいろいろあるのですが、
オリジナル曲にはエレキの音は入っておりません。
当映画用のアレンジには、メインのメロディでなくてもいい、出来るだけ全編にエレキギターの音が
聞こえるようにして欲しいと頼みました。
♪「エレキ入れて~」
♪♪「もっと入れてー!」
言うは易し、
作るは難し。
それでもエレキは必須です。
コンポーザー、アレンジャーであると同時にギタリストの人に頼んだのだから。
そして
とにかく私が
エレキギターの音が大好きだから。
ああ、自分も楽器の一つも出来れば、もっとコミュニケーションがとれるのに・・・。
今は昔。
楽器、エレキギターに手を出したことがありました。
これまでで唯一目的を持った貯金、ギター貯金というのをして、
暇さえあれば楽器店をのぞいてまわり、フロイド・ローズ式トレモロが載った一本を手にいれました。
それというのも
「これが弾いてみたい」というより
「この一曲だけでも弾けるようになりたいんだ!」と思う曲があったからです。
80年代ムービーのサウンドトラックを盛り上げたディスコ・キング、
ジョルジオ・モロダーの弟子であり、
シンプソン&ブラッカイマー製作作品の花形、
ハロルド・ファルターメイヤー作曲、演奏による
『TOP GUN ANTHEM』。
メガヒット映画のサントラのインスト曲。
邦題は『トップガン~賛美の世界~』でしたね。
憧れだったエレキギター。
その音色。
毎日練習しましたが、
我ながら、
まさか半年で挫折するとは。
今でも持っていますよ、
ギターもタブ譜も、
内田君から貰った、オーバードライブの音が良い、マーシャルのアンプも。
今でもサワリくらいは指が覚えているだろうか・・・(たぶん無理)。
あの時貯金して買って、
現在も使っているモノが一つあります。
オマケ同然だったギターのケース。
小道具のライフルの運搬と偽装!に活躍してもらっているのでした。