硬派で軟派
引越しの際、
ずいぶんモノを捨ててきました。
本も何冊か手放しました。
「また読むんじゃないかなあ~」と思いつつ、
ガンバって処分。
新居でダンボール箱の山を片付けながら、
懐かしい写真集をパラパラとめくってみた。
【週刊プレイボーイ創刊35年記念特別編集 20世紀のヴィーナス】 2000年刊
はい、
ぜったい捨てる事はできなかった一冊。
まさに二十世紀の美女カタログ。
もちろん、
美麗な写真の数々には
なんども目を通してきました。
昨日、
巻末の文章に
初めて目が留まりました。
各界著名人による
週刊プレイボーイ誌への
はなむけの言葉の数々です。
写真家立木義浩氏の言葉に釘づけになりました。
【 文化とは、血を流さない想像力の戦争である 】
こういう新しい発見があるから、
本を捨ててしまうのはキケンだ・・・。
縁があったのか、
週刊プレイボーイ誌を、
最近また買っていました。
ヌード写真の横に国際情勢の分析、
カミソリのような社会批評の次にエロいバカ話。
この硬軟のバランスが絶妙で惚れ直していました。
映画というメディアの姿勢もこうでありたいと考えるのです。