モーション・ピクチャー・シューティング

MOTION PICTURE SHOOTING 自主映画制作記

二、ヌケ その⑤


 

緑色のフィルムの箱の数字が読めますでしょうか?

 

2011-7

 

はい、

二年前のフィルムであります。

富士フィルムの8ミリ、【シングル8】

タングステン・タイプのRT200N。

 

デイライト・タイプのR25Nよりも

早めに販売が終わった

高感度フィルム。

 

確か、

最終出荷分だったと思います。

数本買いだめしました。

 

現在

残り2本。

のうち、1本を・・・
開けました!

 

カートリッジの中に幅8ミリのフィルムが詰まっております。
 

518SVのマガジンに装塡しました。

 

開けてしまったフィルムは

回さなければなりませぬ。

 

丁寧に保管してきましたが、

もう2年前に有効期限が切れたフィルム。

 

速やかに外に飛び出します。

 

通いなれた

ロケ地へ。

年に一度のイベントの風景を

8ミリに収めてきて

もう3回目。

もちろん

映画内の実景用です。



無事、撮り終えました。

 

人通りの多いところで

カメラを構えていると、

「8ミリだ!」

と声に出して驚かれることがあります。

今回はおじさま、前回同じ場所では

私より若い方でしたね。



さて

10フィート(18コマ/秒で再生して約40秒)分の

フィルムがカートリッジに残りました。

 

回しきらねば!