一、スジ その3
第二稿、あがりました!
初Word原稿、打ち終えました。
パソコンという機械を手の延長にするには、まだ時間がかかりそうですが。
で、第一稿から1ページ増えました。
ジャスト、一頁!
予想どおり、計算バッチリであります。
そりゃ、もう7年もいじくりまわしているシナリオですから、うまくまとめられなきゃ困る・・・
しかし
はたと、
不安になりました。
このシナリオ、
監督(自分)にしかわからないホンになってやしないだろうか?
ギクッ。
たとえば、ある登場人物の心理を、その人が描いた【絵画】によって表してみる、というのが最大の改稿部分なのですが・・・
もちろんシナリオ上には文字しか並んでいません。
もちろん私の頭の中のイメージはバッチリです。
その【絵画】の。
絵の説明のための“ト書き”をやたら増やしても意味はない気がします。
キャストとスッタフに説明するための別の資料を用意する必要がありそうです。
イメージ写真とか、人物の履歴書とか。
しかし、現場に出て、迷った時にみんなが頼りにするのは、結局シナリオ!
おそらく書いた当人である私が、一番読み返すことになるでしょう。
カメラの横で。
しっかりとした、頑丈な脚本にしなければ。
自分(監督)が迷うと、まわりは迷う以外ありません。
とりあえず、
第二稿は、
不安があることを
よしとします。
改善の可能性をまだ探れるからです。